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VOL.02
社員インタビュー

ビジネスとしてスポーツの価値を高める仕事

 父親がスポーツ関連の仕事をしていたこともあり、何度か現場に連れて行ってもらったことがあります。そのときに、子どもながらにイベントというものが大勢の人が関わってこんなにもこだわってつくられているものなんだなと知って感動したことを覚えています。プロ野球の試合を観たときも、映像や音響などを駆使して空間全体を演出し盛り上げていくということの凄さを肌で感じました。
 私はゴルフを通してずっとアスリートサイドで仕事をしてきたわけですが、私自身がスポーツで感動してきた経験が潜在意識の中にあって、ビジネスとしてスポーツに深く関わり、より多くの人にスポーツの価値や感動を伝えたいと思うようになり、転職を決意しました。
 入社後は、ゴルフトーナメントの運営、企画、制作物進行管理を担当したのですが、見る視点が異なるとゴルフトーナメントがこんなにも違って見えるものかと驚いたことをよく覚えています。

イベント全体を統括する立場から、リアル観戦体験を高めるDX施策のあり方を考える

 現在は自転車ロードレースの大会を担当しています。担当当初は、チームの一員として運営の一部を担うだけでしたが、現在はイベントのトータルプロデュースを任されています。イベント全体を統括する立場となり、イベントを中心に360度すべてを視野に入れる必要がありました。大会運営に関わる業務はもちろん、海外の権利元との調整、TV放送の調整、協賛セールスなど、目配りしなければいけない領域は非常に多岐にわたります。
 2022年大会はインターネット配信を試みたりもしました。ただ、私としてはスポーツの魅力はやはりリアルにあると思っています。必要なのはリアルの良さを損なわないという前提で、付加価値としてDXを用いるということです。自転車競技でいえば、トップ選手は今どのくらいのスピードで走っているのか、後続の選手の位置はどこなのか。そういった情報が可視化されれば、それは観戦者の満足度アップに繋がっていくと思うので、そうしたDX施策を今後のイベントでも採り入れていきたいと思っています。

「WHY?」と問い続けることで、スポーツイベントに新しい価値を生み出したい

 スポーツイベントに関わるスポンサーのあり方も変化してきています。以前は、そのイベントでどれだけ露出できるかといったことがスポンサーの大きな関心事でしたが、今では、一緒に事業をつくっていきながら新しい価値をいかに創り出せるかといったことを重視するスタンスに変化してきており、私たちもそうした価値を創り上げていく努力が求められています。
 いわば共創型の事業のあり方が求められるときに、私としては常に「WHY」を考えられることが大事だと感じています。なぜそういう施策なのか。なぜそういう考えなのか。とにかく相手の立場に立って、納得がいくまで「WHY」という問いかけを発しながらものごとを進める。
 当社には、幸いさまざまなナレッジをもった仲間がいます。しかもいい意味でバックグラウンドが驚くほどバラバラ(笑)。スポーツ経験者だけでなく、さまざまな専門分野のエキスパートが集結してソリューションを生み出すことができる点が、仕事をしていても一番刺激的な点です。


2016年入社 イベントプロデュース領域担当
高校〜大学時代にゴルフに打ち込む。前職のゴルフ関連会社では、プロゴルファーのトーナメントサポートなども務める。その後、人を感動させるスポーツイベントに関わろうと当社に転職。趣味はミュージカル鑑賞。
(取材日 2023年3月1日)

酒井詠一
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